チェン・カイコー　『キリング・ミー・ソフトリー』 (2001 米)

これが、あの『黄色い大地』をつくった監督、あの『人生は琴の弦のように』をつくったのと同じ監督=チェン･カイコーの作品なんでしょうか。『覇王別姫』をつくったチェン･カイコー監督だと信じたくもない。
ハリウッド、おそるべし。チェン・カイコーさえ飲み込んでタダのくだらないポルノを撮らせる。単なるＶシネマです。おかずにもなりませんし、見るべきところって、絶無ですね。
まぁ、バカみたく(´ ▽｀).。ｏ♪♪ ボケ～とするにはいいかもしれませんが、はっきり言って時間の無駄です。どこがどうとかこうとかってのも、ないです。前半はおもっくそのポルノですね。が、それも30分程度で、後半の１時間は火曜サスペンス。ちなみに興行的にも失敗に終わったようで、その後、ハリウッドからはお呼びでない。それはいいことです。あ、ボクは、これが封切られたとき、なんでやねん凸(´口｀メ) ～、チェン･カイコー、おまえもかと、これすなわち転向だろとしか思えなくてとソッポ向いてしまったのでした。久々にチェン･カイコーを観ようとしたのだけれど、やっぱりイメージつぶしてしまって、観なきゃよかった。
ところで"Killing Me Softly"なんていうとね、すぐにRoberta Flackにつながってしまう、一世を風靡したFugeesもカバーしてたでしょ、だから『Killing Me Softly』って、てっきりこれ流れるんかと思ったわけですが、全く関係ないです。むしろ、Roberta Flackに謝罪してもいいんじゃないか。あ、エンドロールで流れたんですか？　あまりのつまらなさにエンドロール始まったとたんに消しました。そこまでガマンしただけでも。むぅ、やっぱり火曜サスペンスだ。
リッピングしたDVDは窓からフリスビーにします。さいならぁ～～

製作クロード･ベリ
監督チェン･カイコー
脚本カラ･リンドストロム
原作ニッキ･フレンチ
出演ヘザー･グレアム / ジョセフ･ファインズ / ナターシャ･マケルホーン / イアン･ハート / キカ･マーカム

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