福永洋介写真展《Distance》

他人を撮る時に「撮ってもいいですか」と声をかけるのがいるけど、ボクはまず100%しない。それがいいのか悪いのかは別にして、福永さんのDMにも書かれているように「彼らの空気を壊さぬように、静かにその場に溶け込み、いつもより少しだけ距離をとり自然な姿を切り取る」
展示された20点ほどの写真を見ていて、どれも静かで、子どもらをあたたかく見守る視線が感じられる。まさに写真展のタイトル通りの Distance。この距離感ってほんといいなぁ。まるで猫を撮るのと同じで、そういえば、おとどしの町猫のかずねぇの猫との距離感はすてきだった。まぁこのような写真を見て、「知らん人に写真撮られたら言うといでや」などと子どもに吹き込む愚かな小学校の先生は反省すべし。27日まで、ナダールで。
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